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2011年9月の2件の記事

2011年9月22日 (木)

自社メディアとしてのWebサイト

私たちの会社では、コミュニケーション手段の提供業として、名刺の作成販売やWebサイト及びそれを下支えするシステムの構築を行っていますが、この仕事の意義や必要性は今の時代だからこそと高まっていると思っています。

組織としてではなく個人がWebサイトを作り情報発信することが特段に珍しくなくなってきたのは、1997年くらいからではないかと思いますが、掲示板やブログなどさらに手軽に情報発信が出来る仕組みによって、個人が簡単に情報発信をする機会というものが飛躍的に増えたと思います。

それまでは個人の意見や考えを不特定多数に発表する機会は、出版をするかテレビやラジオなどに出演するしかありませんでしたし、それだってそう簡単に出来ることでは無かったわけですから、それを考えると、自分のコントロール下で好きな表現が出来るということはとても素晴らしいことだと思います。
現在では、SNSやtwitterように、さらに簡単に発信出来る手段が増えています。

この恩恵は個人だけではないく、会社などの組織も積極的に利用すべきだと思います。
私たちの会社では、以前から受託によるWebサイトやシステムの構築を行って来ましたが、2004年頃からは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使った制作に移行し、現在では、ほとんどがCMSによる構築になっています。
それまでは、数百ページ、数千にわたるページを1ページずつコーディングしていくという作業があったのですが、現在ではテキストや画像等のコンテンツをまとめて流しこむという単純作業になりました。

さらに数年前からは、CMSのシステム自体をパッケージとして販売する形態に変えて行きましたので、現在では多くのクライアントでクライアント自身がサイトを更新していくようになりました。
当然、当社にとっては、それまでいただいていた、都度更新の収入が減少したという側面はありますが、その代わりにライセンス費用という固定収入としていただけるようになり、現在ではそのような売上が全体のほぼ半分にまでなってきました。

クライアント側としても、今までは更新の必要が発生した都度、依頼事項をまとめて制作会社に委託していたものが自分たちで出来るようになったため、情報を発信するまでの時間や労力、費用の大きな削減になっています。
また、CGM(Consumer Generated Media)の言葉に表されるように、昔は製造業者、その後流通業者に移った商品やサービスに関する情報を司る主導権は、いまや消費者にあるという流れは間違いのないところですから、消費者に最も近いところ、あるいは消費者とともに作っていける自社メディアの重要さはどんどん増していきます。

この、自分たちでWebメディアを持ち、情報発信をしていくという流れは変わらないでしょう。すでに自社メディアとして活用できる仕組みはCMSに限らず、ブログのカスタマイズやFacebookページ、mixiページなどいくらでもありますので積極的に利用するべきです。

一方、受託の事業はサイトを構築していくことではなく、そのサイト活用してどのような成果をあげられるのかというプロデュース能力とマーケティング能力を持った会社でないと、さらにきつくなっていきますので、そちらの専門性を高めて行かないとなりませんね。

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2011年9月15日 (木)

ノーサイド(NO SIDE)の精神について

野田総理が民主党代表選に勝利した際に使ったことで初めて知ったという人もあると思いますが、ノーサイドとはラグビーの精神を表す言葉です。

 

つまり、戦い(試合)が終わるホイッスルを主審が鳴らしたらノーサイド、つまりサイド(陣地)を分けず、敵と味方の区分けを無くすということです。

 

 

 

ところがこの「ノーサイド」という言葉が通じるのは日本だけであることを、少し前の新聞の記事で知りました。
家でとっている中日新聞の夕刊にある「スポーツが呼んでいる」というスポーツライターの藤島大さんが書かれているコラムにあった内容からです。
(中日新聞 夕刊 2011年9月6日付け(だと思う))

 

 

 

3年前、ラグビー誌で藤島氏が司会をした対談があり、元ニュージーランド代表のジョナ・ロムー氏、豪州代表のエディー・ジョーンズ元監督とジョージ・グレーガン元主将、そして当時サントリーの監督であった清宮克幸氏の出席の中、ロムー氏が

 

「ラグビーがユニークなのは激しく戦った相手とフィールド外で友情を結び、長く続くところでしょう」

 

と述べたところ、清宮氏が、

 

「ノーサイドの精神ですね」

 

と返した。
ところが、ロムー氏も他の二人もポカンとし、ジョーンズ元監督が、

 

「初めて聞く言葉です」

 

と答えたということがあったのだそうです。

 

 

 

 

では、ノーサイドが日本発の言葉であるかというとそういうことでもなく、1991年にNZで編まれた「ラグビー百科事典」には、

 

 

 

[ NO SIDE【古語】 試合の終了を意味する ]

 

 

 

と記されているとのことです。
ただ、その表記を見る限りは、精神的な意味で使われるものでは無いようですね。

 

 

 

いつから日本でノーサイドという言葉が、これほどの意味を持って使われるようになったのかは分かりませんが、先のロムー氏の発言も同一の精神であることには変わりなく、イギリス発祥のこのスポーツは「紳士のスポーツ」と称される通り、フェアな精神で精一杯のプレーするからこそ、敵味方に関係なく相手を称えるということができるのだと思います。

 

 

 

(おおよそフェアなプレーをしているとは多くの人が思っていないだろう)政治の世界で、「ノーサイド」という言葉を使われることに違和感や不快感を持っている人も少なくない思いますが、ひとえに「この国のため」という純粋な気持ちで存分に働くということであれば党派や敵味方を超えて、その精神を発揮してもらいたいとそう思います。

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